フッ素濃度の見直しについて

フッ素濃度の見直しについて

こんにちは!ルミライズ歯科東中野です。

日本でも国際的な推奨の更新を受け、フッ素の推奨濃度が変わりました。

虫歯や治療を専門とする4学会合同で推奨されたフッ素配合の歯磨剤のまとめが以下になります。

★歯が生えてから2歳まで

使用量:米粒程度(1~2mm)

フッ化物濃度:1000ppmF

1日2回 うがいが出来なければふき取りをする

★3歳~5歳

使用量:グリンピース程度(5mm)

フッ化物濃度:同じく1000ppmF

1日2回 軽く吐き出し少量の水(10ml)で1回だけうがい

★6歳~成人

使用量:歯ブラシ全体(1.5~2cm)

フッ化物濃度:1500ppmF

1日2回 少量の水で1回だけうがい

★インプラントが入っている方

フッ素は腐食の恐れがあると言われていましたが、最新の情報では酸性のフッ素の場合に限り可能性があるそうで、中性のフッ素は問題ないとの事です。

他の歯の虫歯予防の為にも積極的に取り入れましょう。

また、フッ素配合歯磨き粉でブラッシングをする際は濃度と歯磨きの時間も大切です。

歯磨き粉を少量、短時間で終わらせてしまうと、歯の表面へフッ素による化学反応が促されないからです。

最低でも3分はブラッシングを行い、1~2時間程度は飲食を控えるのが理想です。

虫歯リスクが高い方は歯磨き粉に加えフッ素洗口を毎日行うと予防効果がUPします。

さらに歯科医院で行うフッ素塗布は濃度がとても高いため、フッ素塗布を乳歯の生え始め(1歳前後から)継続してあげることで20~40%ほど虫歯になりにくくなると言われています。しかしフッ素塗布はあくまで虫歯リスクが低くなるだけなので、歯科医院でブラッシング指導を受けしっかりプラークを落としましょう。

近々、当院ではパワーアップした新しい歯磨き粉を導入予定です!

またこちらでお知らせいたします。お楽しみにお待ちください。

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