口の中が乾燥している方へ【唾液腺マッサージについて】

こんにちは!ルミライズ歯科東中野です。

前回のブログでは唾液の効果についてでしたが、今回も引き続き唾液についてのお話です。

唾液が減少する(ドライマウス)原因と、ご自身でできる唾液腺のマッサージについてお話します。

【唾液が少なくなる(ドライマウス)の原因】

・薬剤の副作用 ・糖尿病や腎疾患 ・膠原病(特にシェーグレン症候群) ・放射線治療後         

・中枢や末梢神経障害 ・精神的ストレス ・筋力の低下 ・口呼吸 ・加齢

以上のような様々な理由で唾液が減少してしまいます。

そこで、唾液の分泌を促すための日常生活の工夫で【唾液腺マッサージ】をご紹介します。

【耳下腺への刺激】

耳たぶのやや前方、上の奥歯あたりの頬に人差し指を当て、指全体で優しく押します。酸っぱい食べ物を想像すると、スーッと唾液が出てくるところです。

【舌下腺への刺激】

舌下腺は、顎の先のとがった部分の内側、舌の付け根にあります。下顎から舌を押し上げるように、両手の親指でグーっと押します。

【顎下腺への刺激】

顎下腺は、顎の骨の内側のやわらかい部分です。指を当て、耳の下から顎の先までやさしく押します。

唾液腺を外からマッサージすることで、唾液の流れがよくなります。朝起きた時食事の前人と話す前などに5~10回を目安に行ってみましょう。

唾液分泌を促すためのその他の工夫や注意点

・唾液の分泌を促す食べ物

酸味のあるレモンや梅干しだけでなく、昆布や納豆にも唾液の分泌を増やす働きがあります。

・脱水にならないように注意

唾液のもとになるからだの水分が不足しないよう気をつけましょう。

・服用中の薬を確認

お薬によっては、口が乾く副作用のあるものもあります。服用しているお薬がある方は担当医に確認しましょう。

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