11月8日は、「いい歯の日」です!!
毎日の健康管理のために、お口のケアを十分に行っていますか。お口のケアはむし歯や歯周病の予防にはもちろん、様々な感染症などから身を守るためにも欠かせないカギになります。今回は口腔衛生不良が引き起こすトラブルに対する予防の必要性をご紹介いたします。
①口腔内をきれいに保ち・ウィルス感染予防:ウイルスの感染は鼻・口・目から起こります。お口の中の細菌が出すタンパク質分解酵素が、粘膜細胞へのウイルス感染を促進してしまうため、口腔内をきれいに保つことが重要です。
②口内環境が不潔だと全身の免疫力が下がる:口腔内の細菌が食道や胃を通って腸にたどり着き、腸内細菌のバランスを乱して全身疾患の発症原因になることが分かってきました。腸は全身の免疫と密接に関わっており、腸内細菌のバランスが崩れると感染症にかかりやすくなります。
③お口の中の状態次第で肺炎につながることも:食べ物や唾液が気道に入る「誤嚥」が起きた時、お口の中が不潔だとたくさんの細菌が肺に至り、誤嚥性肺炎を起こすこともあります。また、歯周病菌や歯ぐきの炎症によって生み出された炎症性物質が血流に乗って全身をめぐれば、体のあちこちで炎症が起きたり、ウイルス感染による炎症症状が進みやすくなったりする場合もあります。それらを予防するためにも、定期的な歯科受診が必要ですので、是非検診を受けにいらしてください!