上下の歯が触れあう時間は1日20分!

こんにちは!本日はTCHについてお話します。

TCHとは『Tooth Contacting Habit』(歯列接触癖)の略で、安静にしているときでも上下の歯を”持続的に”接触させる癖のことです。

TCHはストレスや普段の姿勢(前かがみの状態)が原因となることが多いと言われています。

【TCHの方に見られる口の中の特徴】

①常に頬に歯が押し付けられているため、頬の粘膜に圧痕ができていることが多い

②舌が緊張状態にあることが多く、舌にも圧痕が見られることがある

③歯に大きな負担がかかり、歯の表面にヒビが入っている

④歯が削れ、敏感な象牙質が露出してくることがある

状態が悪化するとTCHは知覚過敏、歯の破折、歯周病、頭痛やめまい、肩こりなどの歯の不具合だけでなく全身の不快症状を引き起こす原因にもなります。

上下の歯が触れ合う時間は1日20分程度が正常と言われています。

いかがでしょうか?普段20分以上上下の歯が咬みあってる自覚のある方は要注意です。

【改善するには】

①気づいたときに積極的に深呼吸

②よく目につく場所に付箋を貼り、見たら歯を離す

こちらを繰り返すと、徐々に歯が接触している時間が短くなります。

また、嚙み合わせの不調もTCHの原因となってしまいます。嚙み合わせは歯科医院で治せる場合が多いので、是非当院へお気軽にご相談ください。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次