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睡眠時無呼吸症候群の治療
(マウスピース)
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睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸が止まる状態が繰り返される病気のことです。そのために熟睡できず、昼間に眠気や頭痛などを引き起こし、日常生活に悪影響を与える可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群の主な症状
いびきをかく
口やのどの渇き
息苦しくなって何度も目が覚める
熟睡感がない
起床時に頭痛や疲労感、だるさがある
慢性的な疲労感
集中力の低下
昼間に眠くなる
睡眠時無呼吸症候群の治療が必要になる主な原因や理由
01
無呼吸の症状の重症度が高い場合
無呼吸の発作が頻繁で、それが継続的に起こる場合、特に重症な場合は治療が必要です。これは、患者さんの睡眠や日中の機能に大きな影響を与える可能性があります。
02
昼間の眠気や集中力低下の症状がある場合
無呼吸症候群により、夜間の睡眠が不十分になり、昼間に過度の眠気や集中力の低下が生じることがあります。これが日常生活に支障をきたす場合、治療が考慮されます。
03
他の健康リスクが高まる場合
無呼吸症候群は、高血圧、心臓病、糖尿病などの健康リスクを増加させることがあります。これらの合併症が発展する前に、無呼吸症候群の治療が推奨されることがあります。
04
いびきや無呼吸によるパートナーの影響
睡眠中のいびきや無呼吸が患者さんのパートナーに影響を与え、共同生活に問題を引き起こす場合、治療が検討されます。
05
睡眠時の酸素飽和度の低下
血液中の酸素濃度を表す動脈血酸素飽和度は健康な人は通常95%以上ですが、無呼吸が発生している場合は、酸素飽和度が低下することがあります。
睡眠時無呼吸症候群の治療にマウスピース?
睡眠時無呼吸症候群は、内科、耳鼻咽喉科、循環器科、睡眠外来がある病院で検査ができます。
その治療の選択肢には、陽圧呼吸療法(CPAP)、自動陽圧呼吸療法(AutoPAP)、バイレベル陽圧呼吸療法(BiPAP)などがあると思います。
具体的な治療法は患者の症状、健康状態、および医師の判断に基づいて決定されます。
歯科での治療はマウスピース治療
口腔内装置(OA)治療法は、寝ている間に顎が下がって気道が塞がるのを防ぐために、患者さんの口に合うマウスピースを作り、就寝時に装着する治療法です。マウスピースをつけることで下顎が固定され、気道が塞がるのを防ぎ、呼吸を楽にします。軽症~中等症の患者さんやCPAP療法ができない患者さんに対して行います。
これらの治療法は、睡眠時無呼吸症候群の症状を軽減し、正常な呼吸を促進するために設計されています。 正しい装置の選択と使用は、医師や専門家の指導のもとで行います。
睡眠時無呼吸症候群を放置すると...
以下のようなリスクや症状の進行が予想されます。
健康リスクの増加
無呼吸症候群は、心血管系や代謝系に悪影響を及ぼすことがあります。無呼吸発作による酸素不足や循環の低下が持続することで、高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病などのリスクが増加します。
睡眠障害の悪化
無呼吸症候群は、睡眠の質を低下させるため、睡眠障害が悪化する可能性があります。これにより、慢性的な疲労感、昼間の眠気、集中力の低下が生じます。
交通事故リスクの増加
無呼吸症候群による昼間の眠気や集中力の低下は、交通事故のリスクを増加させる可能性があります。運転中や危険を伴う作業を行う際には、十分な睡眠と治療が必要です。
生活の質の低下
疲労感、集中力の低下、気分の変動などは、日常生活に大きな影響を与え、 仕事や家庭生活において問題を引き起こす可能性があります。
他の健康問題との関連
無呼吸症候群は、肥満、睡眠不足、うつ症状などの他の健康問題とも関連しています。これらの問題が互いに影響し合い、症状の悪化や健康リスクの増加を引き起こすことがあります。
当院での睡眠時無呼吸症候群の治療法
当院では口腔内装置(OA)治療を行っています。通常、睡眠中につけるナイトガードと呼ばれるマウスピースとは違い、下顎を前方に突き出した状態で、上下の顎を固定して気道を確保する、無呼吸症候群専用の装置です。
専門医療機関と連携しており、装置は法人内のラボにて作製しているため、フィットもよく、丈夫で使いやすいと好評です。設計なども緊密な連携のもと、すみやかに作製しております。
ただし、作製には依頼状が必要ですので、呼吸器内科や睡眠外来などの医療機関を受診の上、依頼状をもってお越しください。
提携しております医療機関(呼吸器内科)を当院からご紹介することもできますので、ご相談ください。
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